Staff Interview
こんにちは、AIMです。先日、新卒で今年4月から同期入社した中嶋と高橋にインタビューをしました。
今回の内容は、そんな入社してから半年ほど経った彼らの目線から見た、AIMについてのお話です。
■二人の入社のきっかけはなんですか?
【中嶋】
もともと建設業に関しては何も知らない初心者でした。ただ、大学時代の就活中に自分のキャリアについて考えさせられることがあって、選択肢の幅を広げてみようと思い立ちました。そうして建設業からIT系まで、色んなところをとにかく受けたんですね。
数多くの仕事を調べて知っていく中で、デスクワークよりは体を動かしていく仕事の方が自分には合っていると感じて、建設業界を本格的に検討しました。
そして最終的に色んな会社と比較した結果、AIMに決めました。
—なぜAIMに決めたんですか?
ここだけの話なんですけど・・・当時はAIMに入って何がしたい!とかいう強い思いがあったわけではありません。そもそも全くこの業界に入るとは思っていなかったので、会社の仕事内容や福利厚生などの条件の良さなど、まずは側面的なところに惹かれて入ったんですよね。
【高橋】
僕の場合は大学へ入る前に内装などのバイトをしていたのがきっかけの一つです。もちろん他の業界を目指す選択肢もありました。しかし、やはり物を自分の手で作ったり、何かを形に起こしたりという作業が好きでした。
就職活動では色んな業界も一通り受けました。それでも建設仕事がやはりしたいと考えたのでAIMを希望したんです。
—建設業のどんなところに魅力を感じたんですか?
職人仕事も大変やりがいがある仕事だと思いますが、私が興味を持ったのは現場管理の仕事です。職人全体をまとめて現場を進めたり、業界全体を見渡して、新しい仕事や取り組みを自分で考えたり、進めたりしていくのも魅力的に思えたからです。
■採用のプロセスで特に惹かれた点は?
【中島】
僕の場合は社長の志の高さや熱さが、大きく惹かれた点ですね。
—具体的なエピソードはありますか?
最初の説明会で社長がなされたお話がありまして、
「昔の建築業界は華やかだった、例えば『東京タワーは俺が作ったよ』とかいう人がいました。
じゃあ今はそうじゃないかと言えば違います。今は、それ以上に優れた建築材があるからこそ、それらを組んで新しいことをしようと考えています」といった内容だったんですけど、そちらにすごく感動したんです。
僕もそんなことをしてみたいと思って、興味を持ちました。
【高橋】
僕の場合は、色々なことへの自由度が高いと感じた点です。
—具体的にはどういった内容ですか?
まず、色々チャレンジしている面に惹かれました。
特に、建築材とITを組み合わせての建築スタイルについての説明を聞いていた時が一番興味を感じました。
それは一期生として、僕ら新卒生に自分の意思でまずはやらせてくれそうだと予感させるものでした。
■実際に入って、イメージ通りの会社でしたか?
【中嶋】
自分の思った通りの社風でした。
—不満な点などはありますか?
僕自身は建築を何も知らないで入った立場ですから、自分に対してどうかなと思うことはしょっちゅうあります。ただ、それは自分で解決することですしね。会社のやり方に対しての不満は特にありません。
【高橋】
何においても多少はイメージの違いがあると思います。
でも、個人的にはおおかたがイメージ通りでした。どうしてもイメージと違ったことを挙げろというなら、先輩たちが一期生のことを聞いてくれるのが僕にとって、とても予想外でした。
—それまではどんなイメージだったんですか?
今までは、会社の先輩といえば、新人に分からないことや気になること、心配なことがあっても放っておくというイメージがありました。ところがAIMでは、僕たち新卒に対して、社員一人一人が気にかけてくれるんです。
何か気になることが僕らに浮かんでも、先輩に話を持ちかけるたび、ちゃんと丁寧に聞いてくれます。さらに先輩も僕らが分かりやすいように説明してくれるので、
新入りとして気になることがすぐに解消される環境だとつくづく感じています。
■教育に関して
【中嶋】
今は部署の中にチームが2つあります。そこに新卒が1人ずつ入っていって、何か分からないことがあれば、そのチームの上司に直接聞くというスタイルです。
やはり直属の先輩がいるという安心感は大きいです。僕にとってこの仕事は、1人で何ヶ月かやってればできる事ではないと感じています。だから頼れる先輩がいつもそばにいてくれて大変ありがたいです。
【高橋】
実際、現場に1人で監督として入れと言われてもできることなど、僕たちにはまだほとんどありません。だからこそ、僕も今後しばらくは先輩のもとでしっかり指導を受けたいという考えです。
■管理の仕事に興味はあるか
【中嶋】
今のところは特に目指している役職などはありません。
確かに説明会の時点で、管理に必要な資格を取れたら給料やクラスが上がるという話はありましたね。
ただ、大きな資格であれば実務経験が5年は必要です。それならば、今は経験を積んでいきたいと思っています。
—では実際に動くとすれば、5年後ですか?
いえ、実は既に動いています。現時点で手に入る資格もあるので、そちらから取っていく考えです。
その流れで、実務経験が数年単位で必要な国家資格などを時が来たら目指そうと思っています。
【高橋】
僕の場合も、大きな資格になるほど実務経験が5年、7年と必要になることを内装仕事をしていた頃に知り、その時に色々考えさせられました。だからこそ、僕も今は管理に必要な資格をどう取るか、いくつ取るか考えるよりも、振られた仕事を一つずつ覚えていくことを頑張りたいです。
■会社の雰囲気はどうですか?
【中嶋】
僕の場合はやはり、建築に関して全く知らない身で入ったので、建築業界全体に対して怖いイメージはまだ若干あります。ただ、弊社に関して言えば、何も知らない新卒の身にも優しくしてくれる人が多いイメージです。
—会社以外の人たちは実際に怖いですか?
例えば現場には他の会社の職人さんや業者さんたちがいらっしゃいます。そこにいきなりポンと出されるのは確かに不安かもしれません。しかし、業者さんたちもよほどのことが無ければ理不尽に怒りだす方々ではありません。こちらが筋を通して、礼儀を持てば、十分に熱意あふれる頼もしい方々です。それはどの社会でも同じです。
仮に怒られたとします。でもそれは自分がまだまだ未熟だったからという場合がほとんどです。だからこそ、反省につなげられますし、僕自身も励ましの一つだと考えています。
【高橋】
一部には事務所内での振るまいを荒々しく感じる人たちもいるかもしれません。ですが誰もが現場での行動は慎重です。
—どんなふうに慎重なのですか?
例えば、足場を組むときは常に注意を怠りません。万が一物を落としたら近隣の人たちにケガをさせるか、最悪、死亡させてしまう恐れがあるからです。
実際には、弊社の職人であろうと、現場で声を荒げることもあります。
しかしそれは安全を守る上での大事な声かけや確認がほとんどです。声自体にはじめは驚くかも知れません。でもそこにはちゃんと理由があるので、ご安心ください。
■入社してから苦労したこと
【中嶋】
僕の場合は、仕事で苦労どうこうというより、人間関係で苦労しました。
今となっては終わった話ですが、はじめのうちは先輩と考えなどが合わないこともありました。しかし、チームで行動するからこそ、きちんと話し合ったんです。弊社は、社員同士のすれ違いやわだかまりをそのままにせず、きちんと話し合いの場を作る社風があります。だからこそ、おかげさまで最終的にはお互いの納得いくところに決着しました。今では大事な経験の一つです。
【高橋】
僕の場合は、人間関係での苦労は特にありません。
とはいえ僕はたまに、はたからすれば生意気とも思える冗談を口にする時があります。しかし、先輩たちが成熟していて、そんな冗談も受け入れてくれる人柄だからこそです。そこは本当にありがたく、頭が上がりません。
—仕事面での苦労はありますか?
しいて言えば、人より物を覚えるスピードが遅い点です。
もちろん、ちょっとした仕事を覚える分には問題がありません。ただ、内容が複雑だったり、難しい仕事によっては何回か繰り返して聞きたいと思ったり、もう少し時間が欲しいと感じたりします。
書類作成などは特に苦手な分野なので、これが一番苦労することですね。
■帰宅時刻に関して
【中嶋】
まず、弊社では勤務時間が朝8時から夜18時までなのですが、基本的に僕らは定時で上がります。遅くまで残業とかはありません。かといって、家に仕事を持ち帰ることもしないですね。
【高橋】
僕も定時になったら、通勤に使う自転車に乗ってすぐに体を動かしに行ってしまいますね。
言ってしまえば弊社で働く人たちはオンオフの切り替えをしっかりしています。
■仕事で今一番面白く、やりがいを感じることは?
【中嶋】
今一番やりがいを感じることは、1人でも多くの人に名前を覚えてもらうことです。
残念ながら、現場で他の業者さんたちと名刺を交換しても、今は多くの場合、僕は『AIMの新卒くん』で認識されています。ところが、ある現場の監督さんは、きちんと『中嶋くん』と名前を覚えていてくださったのです。それは僕にとって、大変嬉しい瞬間でした。
だから、今はきちんと色んな人に自分の名前を覚えてもらおうと思っています。
【高橋】
僕も今はコミュニケーションを大事だと思うからこそ、色んな人に自分の名前を覚えてもらうことです。
業者さんたちからすれば僕はまだ『1人の若者』という認識です。ひょっとしたら、まだまだ先輩のおまけという認識かもしれません。だから、『自分』を認識してもらうために、どういう風に話しかけるか、何を話すべきかを考えるのが今一番楽しく、面白いです。
■今まで先輩と関わってきた中で感動した瞬間は?
【中嶋】
とある魅力的な考え方を聞いた瞬間です。
弊社の管理部で僕に仕事を回してくださる上司がある日、「現場には遊びに行くつもりで向かうといいよ」と言ってくれました。続けて、「現場が始まるまでの準備や、始まってからの頭の中で流れを確認すること、そして現場が終わってからの片付けなどは大変かもしれない。けれど、現場に行って各業者の人たちと会うのは、友達と会うのに似た楽しみがあるから」と言ってくださったんです。
それは僕にとって、とても感動させられる瞬間でした。同じ現場でも、違う物の見方や考え方をする方々と友達のように深く関わり合いたいと思い、さらに関わり合えると確信できる、その器の大きさや視野の広さを持っているわけですから。自分もそうありたいと考え出すきっかけになりました。
【高橋】
今の僕は特定の誰かに、というより、仕事に対して日々感動しています。
—特にどんな瞬間ですか?
『施工は人によってやり方が違う、正解がない、それだけ方法がいろいろある』と気付かされる瞬間です。
だからこそ、職人によって得意なポイント、不得意なポイントを持っています。そんな彼らを、自分だったらどうすれば適材適所に活かすことができるか、気付くたびに考えるのが毎度楽しいです。
■将来的に目指しているポジションは?
【中嶋】
今は現場で学ぶことが中心なので、現時点では違う目標を掲げています。
—現時点ではどんな目標を掲げていますか?
少しでも早く、1人で現場を扱えるようになることです。
今はまだ、将来的なことを考える時期では無いと思っています。
今はまず、大きい小さい関係なく、1つ1つの仕事を僕1人で結果に納め切れるかが大事だと考えるからです。そのためにも、足元をしっかり固めつつ、油断や慢心をせず、その上で先を目指していきたいですね。
【高橋】
僕の場合、大学の時から、海外で仕事をしたいと思っていました。そのため、最終的には独立を考えています。
—どういった独立を考えていますか?
建築の会社であったり、内装の会社であったり、あるいは海外のインフラ関係の仕事で何かをしたいです。AIMの海外事業部として発足するのも良いかもしれません。
何にせよ、そのためには今が一番大事な時期です。だからこそ、自分も今いる会社で足元を固めていこうと思います。