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光触媒の抗ウイルス効果のメカニズムを解説します!ほぼ全てのウイルスの感染抑止に効果がある!?

リニューアル工事のAIMです。建物の付加価値向上のお悩みを、最新技術と職人技で解決します!




2020年からAIMが提供している光触媒コーティング「イオニアミストプロ」は、低コスト・短工期でありながら、長期間にわたって衛生環境を改善する費用対効果にご好評をいただいています。特に、ウイルスの集団感染が話題になっている昨今、光触媒の抗ウイルス効果に注目したお客様から、多数のお問い合わせをいただいている状況です。




光触媒の抗ウイルス効果を肉眼で確かめることはできません。そのため、半信半疑の方も少なくないのではないでしょうか。そこで、今回は光触媒の抗ウイルス効果を解説します。




【たんぱく質の分解作用でウイルスの感染力を奪う!】




光触媒の抗ウイルス効果は、活性酸素による作用とされています。光触媒に紫外線が当たると、たんぱく質を分解する働きがある活性酸素が発生します。この活性酸素が、たんぱく質の分解によって、ウイルスの感染力を奪うため、光触媒に抗ウイルス効果があるといわれているのです。







ウイルスは、環境に応じて巧みに突然変異を繰り返します。そのため、ワクチンなど、薬剤による感性抑止には時間がかかるとされています。一方、光触媒の抗ウイルス効果は、新型コロナウイルスをはじめとするほぼ全てのウイルスに効果があると考えられています。具体的な検証例を挙げると、コロナウイルスのほか、インフルエンザウイルス・ノロウイルス・ヘルペスウイルスなどに対する抗ウイルス効果が報告されました。



また、多種多様な細菌に対する抗菌効果も報告されています。ウイルスが単純なたんぱく質の構造体であるのに対し、細菌は細胞をもった生物なので光触媒が感染抑止に役立つメカニズムは異なりますが、大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、多剤耐性ブドウ球菌、レンサ球菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌などについて効果があるそうです。



【光触媒は集団感染が発生するたびに注目されてきた】



光触媒は衛生環境の維持が重要とされる分野で実用化が進められてきました。医療現場や食品工場といった衛生管理の最前線に加え、私たちの生活にとって身近な衣類・電化製品・住宅建材で光触媒が活用されています。近年では集団感染が多発していることから、光触媒の注目度が高まりました。2000年では約200億円だった市場規模が、2015年には600億を超えたことが報告されています。



光触媒には、抗ウイルス効果・抗菌効果のほか、防汚効果・防臭効果もあることから、住宅の外装などにも使われていますが、特に衛生環境の維持を目的とした用途が、最も急速に普及しているようです。コロナウイルスに対する効果が光触媒は報告されていることから、2020年はさらなる期待が集まる年になるでしょう。



【低コスト・短工期で初めての光触媒コーティングを】






今回、光触媒が衛生環境の改善に役立つ仕組みについて、抗ウイルス効果を中心に解説しました。低コスト・短工期で施工できるイオニアミストプロは、光触媒コーティングを初めて導入する方にオススメです。低コスト・短工期の秘密は、接着剤の一種であるバインダーを使用しなくても、イオニアミストプロの光触媒は物の表面に定着することにあります。工程の省略で、コストと時間を節約できるというわけです。お客様と従業員の安心安全のためできることをお考えの方に、AIMがお力になれると思います。お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

2020.08.18