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こんにちは。
神奈川県横須賀市に本社を置き、ビル新築の建築一式工事、大規模修繕から、
塗装・防水の改修工事まで総合建設工事を手がけるAIM株式会社、
ブログ担当です。
建設業界で働く皆さん、
会社の社長、経営者が日頃どんなことを考えて、何をしているのかって、知っていますか?
謎が多い…と思っている人もいるのではないでしょうか。
今日は弊社の社長、尾山にその辺の質問をバシバシ投げかけてみました。
■経営者は何を考え、日々何をしているのか
インタビュアー:尾山社長、これまでいくつか取材したりAIMの記事を出してきましたが、常に前向きに目標に向かって、これからもどんどん進化していこうとしているこの会社のことを、もっと世間の人に知ってもらいたいと思っています。
その中で、尾山社長のもっともっと中身を知りたいです。
個人として、経営者として、いろんな側面を持っていると思いますが、表面ではなく人間臭いところを質問したいと思います。
イ:尾山社長はいつも何を考えているんですか?
尾山:ろくなこと考えていないですよ。(笑)
イ:そうじゃなくて…!真面目に聞いています。
では質問を変えて、経営者の仕事って何ですか?
尾山:これからの会社のビジョンを作って、経営者の動きは先を見据えた動きをするべきです。
現実の処理をするのではなくて、そういう「組織」を作らないと。
自分でやらなきゃ誰もできないというのは組織として成り立たちません。
自分でやってしまった方が早いとか、自分でやんなきゃダメとか、思うこともあるけれど、なるべく今はそれをやらないようにしていますね。
イ:その先を見据える中で何を考えているのですか?
もっと聞きますが毎日どんなことをしているのですか?
尾山:今は、現実の業務もこなしつつ、ビジョン形成をしながら3年後にはこうしたいから今はこれをやろうという感じですね、仕事としては。
イ:それは例えば3年後を見据えて人に会ったりするとかですか?
尾山:人に会うこともあれば仕組み作りもそう。よく経営者に質問されるのですが、「ゴールってなんですか?」って。
ゴールは会社を100億にすること、上場することですっていうのもあるんだけど、多分それをやったところで
じゃあそれがゴールで、60歳手前で売上を100億にした時に、それがゴールになるわけですよね。
自分のゴールって考えたら、会社の規模とかお金の部分とかそこを絶対ゴールにはできないと思っていて。
結局死ぬ時に自分で良かったと思って死ねるかということ。
例えば余命が1ヶ月しかないって言われたら、その時に自分が自分で良かったと思って死ねるかということ。それを考えて動いていたりするよね。
イ:そうすると、尾山さんについてきて良かったと思ってもらいたいということに繋がりますよね。
尾山:そう、リンクしてくるでしょ。
なぜそう思ってもらいたいかというと、それが自分で良かったと思って死にたいからなんだと思う。
■社長にとっての学びとは
イ:話をちょっと戻しますが、2年後3年後のことを考えて具体的に何をしているのでしょうか?
尾山:最近ですか?最近は、仕事は当然だけど、今後の展望に合わせてM&Aの情報をもらうのも一つですし、
ホールディングス、グループとして何ができるのか考えることも一つ。人脈につながる動きをするというの自分の仕事だと思っています。
結局そういうのをひっくるめてトップの人間になるにはまだまだ足りない部分があると思うし、学びには時間を割いています。
イ:では尾山さんにとっての学びとは何ですか?
尾山:自分にとっての学びは、成長、人間力の成長につながるものですね。
経営の学びとかも行くけれど、そういうのはドンピシャでハマらなかったりして。
自分の人間力というのは一生もんの話です。
人間力は思いやりですからね。
イ:思いやりをまだ学ぶ必要があると?
尾山:あると思う。
人に対しての暖かさはまだまだ学ばないといけないと思っています。
イ:今まで取材してきて、皆さん口をそろえて尾山さんは「優しい」とか「人のことを考えている」と言っていました。
それなのになぜ、仲間のことをそんなに思えるのにも関わらず、まだまだだと思うのですか?
尾山:心のどこかで自分のことしか考えていなような場面があるから、それをゆくゆくはゼロにしたい。
感情的になるところも治したい。だいたい感情的になったら負けるんですよ。
イ:それをどう学ぶのですか?
尾山:自己啓発の研修でもそうだし。本でもそうだし。
自分の弱点ってそこが結構あると思ってるんですよね。
イ:感情ってどんな感情でしょうか?怒りとかそういう感情ですか?
尾山:そうそうそう。
泣くとか笑うとかはそのままでいいと思うけれど、怒りはやたらめったらやったら良くないでしょう。
イ:そうですが、やたらめったら怒るシチュエーションもないじゃないですか(笑)
感情のコントロールを学んでいるということなのですね。
尾山:年齢を重ねるたびに少しずつできるようになってきているかなとは思います。
イ:人に仕事を任せるというのはそういうところでも学びが必要なのですね。
尾山:感情をコントロールするのは常に意識しています。
ここは我慢しようとか、次は叱らないといけないなとか。
ゆくゆくは、できることならそういうことすら思わないようになりたい。これって、正直できることだと思っています。
イライラすらしないというような。そういう人間を目指していたりするんだよね。
イ:もはや菩薩ですね。確かに人間関係をつくるのには厳しかったと社員さん皆さん言っていました。
やっぱり人間関係がいい状態と、ギクシャクしている状態だと仕事の効率は違いますか?
尾山:全然違うでしょ。むしろそこが大部分だと思う。
個々のモチベーションと組織の人間関係が大部分だと思う。
ギクシャクしていたらまず協力し合えない。
個々のスキルが高ければいいのかもしれないけど、組織の中では得意不得意、能力にばらつきがある。
やっぱりその組織力、イコール人間関係ですよね。
イ:誰かの不足分を誰かが補ってあげるということですね。
尾山:そういうことです。そういう風に考えると、できないというのは悪いことではない。
経験が浅かったり、できないけど一生懸命やっている人はそれでいいんです。
ですが、最初からやる気のない人、素直に物事を受け止められないなどというのは良くないですよね。
イ:今まで複数の社員さんにインタビューしてきましたが、皆さん同じことをおっしゃいます。
尾山さんの理念が浸透しているということですね。ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
少し弊社の尾山のコアな部分が見えたのではないかと思います。
現在職人をやっていてもっと高みを目指したいという方、また、施工管理をやっているけれど人間関係に悩んだり、自分に合った働き方を模索したいという方、
ここにはそれが実現できる環境があります。
ぜひお気軽にご相談ください。