■東京都某所のビルにて
こんにちは、首都圏にて大規模修繕工事を行うAIM株式会社です。
今回は東京都某所のビルで行った防水工事の事例をご紹介します。

大規模修繕工事のご依頼をいただき、足場工事から始まり、防水工事、下地補修、塗装工事、その他にも屋上看板の撤去などを行いました。今回は防水工事にあたって、シーリングの打ち替え工事も行いました。

 

■シーリング工事とは？
シーリング工事とは、壁と壁のつなぎ目や、ドアや窓枠と壁とのつなぎ目に打ち込むゴムに似た素材での防水工事です。シーリング材は防水効果はもちろんのこと、その柔らかさから耐震性を上げる効果もあります。しかし10年ほどで劣化してしまうため、一定年数が過ぎたら打ち替えが必要です。

シーリングの打ち替えをしなかった場合、ヒビ割れやシーリング内の水分が抜けて痩せてしまうことで水が入ってくる恐れがあります。そうして建物内部に水が侵入した場合、建物のさまざまな場所に深刻な劣化を及ぼす可能性があります。例えば、窓から漏水が発生すると居室での雨漏りやカビの発生を招区ことがあります。さらに、躯体に漏水が発生すると、躯体の中の鉄筋が錆びて膨らみます。そうすると周辺のコンクリートが割れたり、剥落の原因になったりします。

シーリングといった防水工事をはじめ、塗装などのメンテナンスをしっかり行うことは結果的に躯体が長持ちします。これがもし漏水が進んで躯体まで劣化してしまうと、そちらの修繕はさらに大変だからです。

鉄筋を使ったビル（RC造）などの場合、下地を削り、鉄筋の錆などを磨き落とし、錆止めを改めて塗って、新しいモルタルで整形して、という下地補修作業だけで大変手数がかかります。当然この作業が多ければ多いほど費用もかかります。よって防水工事などで簡単かつ手短に躯体を守ることができればそれが一番というわけです。

 

■実際の施工
今回の大規模修繕ではシーリング工事といった防水工事をメインに行いました。

また、今回の工事では、すぐ近くに高速道路が通っており、建物に対して風のあたりも強めでした。それにあたり、足場を組んだ後にメッシュシートを風の強い高速道路側は内メッシュにしました。内メッシュとは、足場の内側にメッシュシートを巻き込む取り付け方法で、飛んで行かないようにする工夫です。

看板の撤去にあたっては、一面だけゴンドラ作業を行いました。さらに、使っていない看板の文字を外すなどもしていきました。その際も風の強さを考え、移動なども慎重に行ったため、おかげさまで無事に完了いたしました。

このように、AIM株式会社では自社施工によりスムーズでお手頃な価格での大規模修繕工事を行うことができます。そろそろ修繕の時期かも知れないとお考えの方はぜひ弊社までご相談ください。大事なお客様の建物を再びキレイにするお手伝いを張り切っていたします。